三重県大紀町錦の磯釣り

三重県大紀町錦の磯でグレ、石鯛を狙います

11月12日 錦、蛇島

11月12日錦へ。

今日は双子、木生の磯割り。眞精さんがお休みなので高ノ島や黒崎にも渡れそう。前日波があり、波が残っているかと思ったが、海に出てみると意外と波はない。風は強い。

 

東磯に行こうとぼんやり考えていたが、この波なら蛇島にも行けるんじゃないかと思い始めた。その時に他のお客さんが蛇島に行くと言うので、そのお客さんに一言断りを入れて蛇島に渡ることにした。


錦 蛇島

 蛇島の西より、ワンドと東を望む


錦 蛇島

 蛇島の西

 

今回も磯につける船の動きをよく見て潮の流れを予測してみる。若干だが東向きに流れているような気がしたので、蛇島の東に釣り座を構えることにした。予測通り潮は東に流れているようだ。

 

ハエ根があり、そこの際を狙ってみる。タナは2ヒロ半から開始。手のひらサイズのグレが2枚ほど上がり、その後はエサもとられず。タナを深くしていく。

 

3ヒロ半にしたところでまずまずの引き。
錦 蛇島 グレ

グレ30cm

よく走ってくれた。タモですくうほどのグレは何ヶ月ぶりだろうか。大きくはないが嬉しい。

 

同じ場所で続けて狙ってみると強烈な引きがやってきた。「おおっ」と思って竿でためたものの、とんでもない重みで一瞬でチモト切れ。

蛇島は以前にもこういうことがあった。常連さんも蛇島で何度もハリスを飛ばされているという。何の魚かもわからないが、強烈な引きに応じたい気持ちが出てきてしまった。

太仕掛けに変更することにした。普段の道糸2.5号ハリス3号から道糸4号ハリス4号へ。ハリス4号ならいけるに違いない。

 

太仕掛けで同じ場所を狙う。3ヒロ半では当たってこなかったので4ヒロにしたところ強烈な引きがやってきた。竿でためてみたがかなりの重みがある。5秒ほどは持ったが今度は道糸とハリスの直結部分で飛ばされた。負けた。。。

悔しい思いを胸に釣り続けるが、潮が止まりそれ以降グレは現れず。アイゴやベラなど外道のみ。

 

悔しさはあるが30cmのグレが釣れてよかった。見返してみると7月以降30cm以上のグレを釣っていないようだ。目標は口太50cm以上、尾長40cm以上ではあるが、とりあえずまともな大きさのグレを釣りたいと思っていた。この調子でグレのサイズアップを狙いたい。

 

今回4号通しの仕掛けを飛ばされてしまった。僕の腕前で釣り上げようとするならさらに仕掛けを太くするしかないのだろう。しかしそうするのが正しいのか?

正直4号通しの仕掛けはかなり扱いにくい。ラインメンディングは難しいし、仕掛けの張りも全然出来ていないように思う。特にこの日は風が強く扱いが難しかった。大体4号通しの仕掛けを飛ばすような魚は本当にグレなのか、でかいカンダイだったりイシダイだったりすれば余程仕掛けを太くしないと無理だろう。グレ狙いのフカセ釣り仕掛けで釣るのは無謀だと思う。

良型の尾長だと信じて4号仕掛けやさらに太い仕掛けで挑むのか、それとも正体不明の魚は諦めて対象外にして普段の3号仕掛けで挑み続けるか。どちらかを選択しなければいけないタイミングがきたように思う。

 

今の目標はさっき書いたように口太50cm以上、尾長40cm以上にしている。このサイズであれば、常連さんの仕掛けを聞いていると3号ハリスでとれているようだ。僕の腕前は置いておいて。

正体不明の魚を釣り上げたい、強烈な引きに勝負したい気持ちはあるが、とりあえず今は目標を優先して3号仕掛けで挑むことにしよう。以前蛇島で太刀打ちできなかった時は悔しかったが、4号仕掛けを飛ばされたことで諦めがついた。グレ狙いのフカセ釣り仕掛けでは無謀なのだと信じることにする。

正体不明の魚を釣り上げるべく5号、6号の仕掛けにして挑んでいる常連さんもいるにはいるようだが、今の僕はもっとフカセを練習すべきだと思う。3号仕掛けでこれからもがんばろう。