三重県大紀町錦の磯釣り

三重県大紀町錦の磯でグレ、石鯛を狙います

9月22日 錦 大石

錦へ。

双子や乗越に行けないかと思って渡船に乗ると、波が結構あるようだ。常連さんと二人で双子にあがるかと言われたが、取り合いになるのと、波が高くて磯に飛び移るのが怖くなったので常連さん一人に譲り、僕は大石にあがることにした。

 

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錦 大石 沖向き

 

ポイントを船頭に尋ねると沖に見えるシモリの手前に投げてくれとのこと。やや右寄りのほうがいいかもとのことだった。

写真に見えるシモリの手前に投げる。今回底取りはしなかったのだが、あとから考えると底取りすべきだったと思った。

エサはヤドカリ。エサ取りはまずまずいる。ヤドカリ本体と爪を針につけて仕掛けをおいてくる。エサ取りのアタリがちょくちょくあるが、爪はしっかり残ってくるし、場合によっては本体の中身だけ吸われて殻だけ残ってくる。

状況を変えようとバフンウニを取り出す。左側の竿から28mのポイントでエサ取りとは違うようなアタリがあった。穂先は沈んだまま戻ってこない。少し待ってみたが変化なし、回収してみるとバフンウニの硬い殻が少し割られていた。ただのエサ取りだったのだろうか。同じポイントに投げてみるがアタリは続かず。

 

途中、シモリの正面から投げられるように、右側の釣り場に移動してみたが、波をかなりかぶってしまうため、写真の位置に戻った。

 

その後もアタリはなし。エサ取りばかり。ヤドカリの本体は取られるが、爪にはなんのアタリもない。

エサ取りに辟易して本体を針金でぐるぐる巻きにして投げ込んでみる。エサ持ちがよくなり、穂先がグンと沈んでくれるようにはなったが、本体の中身だけ吸われてかえってくる。

 

今回もボウズのまま納竿。

やはり底取りをすべきだったと思う。思い返しても底のイメージがはっきりしない。地形をみると、シモリとの間のどこかに溝があるはずで、その前後にカケアガリがあるはず。その溝かカケアガリを攻める方がよかった。初めての磯では焦らずに底取りをするようにしよう。