9月2日 但馬三尾 黒島 石鯛釣り
太平洋上に台風があり、紀東は船が出せないよう。
それでも仕事の関係で釣行できる日は限られている。日本海に行くしかない。
但馬三尾のみよし丸さんに電話を入れると磯に行けるとのこと。バフンウニも用意してくれるようで、60個注文した。それに加えて予備兼撒き餌として冷凍バフンウニ30個も持参した。
みよし丸さんのバフンウニは1個40円ぐらいのようだ。
磯についてみると車だらけ。2番船まで出るとのこと。どうも青物やアオリイカの調子がよいらしい。
渡った磯は港からすぐ近くの黒島。
船頭からは、できるだけ沖側で竿を出すようにとのこと。
竿は2本出し。底取りしてみると磯際を含めて着水点から10m前後水深がありまずまず深いようだ。19~16mあたりはカケアガリとなっているよう。あとでわかったのだが、16mで頂点になって、そこから手前は3mほど落ち込むようになっていて、溝のような形になっているらしい。さらに手前は際がえぐれているのかカベになっているのかわからないが、竿下はストンとオモリが落ちていく。
バフンウニは3個掛けとして、エサがずれないようにストッパーを使った。ストッパーは瀬ズレ仕掛けに用いているクッションゴムを小さく切って爪楊枝をさす形にしてみた。取り外しもまずまず簡便で使い勝手がよい。
バフンウニの上の2個は殻を割っておいた。
はじめは18m前後のカケアガリを狙うことにしたが、全く生命反応がない。ごくまれにエサ取りのアタリがあるが、ほとんどはエサがそのまま残ってくる。
ちょっと遠くに投げてみても結果は同じ。全く生命反応がない。ヤドカリを持ってくればよかったのだろうか。
しばらくして竿下に溝が走っていることに気づいた。16mから手前に引いてくると一気に19mまでオモリが落ちていく。ここを狙うべきなのではないかと思い、溝を中心に狙う。15mほどでちょっとしたアタリが続いたが、本命ではなさそうだ。しかし、他の場所が渋いこともあり、この溝がポイントなのだろうと考える。
バフンウニの殻を大胆に割ってみたり、撒き餌をしてみたり、エサを底に這わせてみたりと工夫してみるが、厳しい。生命反応がなさすぎる。
アタリのないまま納竿となってしまった。
あまりエサが入っておらず、石鯛が寄っていなかったのだろうか、潮が悪かったのだろうか。たしかに潮はほとんど動いていなかった。
はやく錦に行きたい。