三重県大紀町錦の磯釣り

三重県大紀町錦の磯でグレ、石鯛を狙います

6月17日 見老津、牛の首 石鯛釣り

ブログ更新がご無沙汰になってしまった。
そもそも磯に行けていなかったというのもあるが、実は石鯛釣りに手を出してしまった。

ブログのタイトルが「グレを釣る」となっているのでどうしたものかと思ったが、石鯛釣りに関しても続けてみることにした。

石鯛釣りには以前から憧れを持っていた。しかし、入門のハードルが高く、師事する人がいないと石鯛釣りは難しいと聞いていたのでなかなか手を出すことができなかった。
今回石鯛釣りをする方と一緒に釣行する機会ができたので、その師匠に道具をお借りしながら石鯛釣りをすることになった。非常に嬉しい。

はじめは熊野近くの新鹿に行く予定であったが、三重方面は波が高く南紀見老津の磯に行くことになった。
運良くエサのウニも確保できた、というか師匠に確保してもらった。師匠に聞きながら、半日の釣りで30個のウニを持参することにした。

当日白浜の釣太郎でエサを購入する。師匠に聞きながら仕掛けも購入する。どれもこれも初めてのことなので師匠に頼りっきりだ。

見老津に来るのは初めてだ。
牛の首という磯に上がった。

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見老津 牛の首

ある程度仕掛けの作り方なども予習しているが、師匠にはじめから教わって仕掛けを作る。
瀬ズレワイヤー有り パッスル仕掛け
オモリ30号
ケプラーハリス 針15号
常連の方によると見老津の磯は足元狙いが多いとのこと。投げても20m前後らしい。両軸リールの扱いも初めてなので遠投せずに済むほうがありがたい。

カウンター17程度にカケアガリがあるようでそこに仕掛けをとめて待つ。エサ取りはちょくちょくあたってくる。ウニは芯だけ残ってくる状態が続く。
同じような状態が数時間続く。しかし、穂先が揺れるのを見るのは楽しい。グレ釣りよりも石鯛釣りの方があっている気がする。

徹夜であったせいか、少しウトウトしはじめる。
穂先が大きく動き、舞い込みそうな期待が走る。もう一度穂先が沈む。期待を込めるが穂先はもとの位置に戻り舞い込む気配はなくなった。
仕掛けを回収するとウニの芯はなくなっていて、殻の半分だけが残っている。エサ取りかもしれないが、芯がとられているのでもしかしたら本命なのかも?と期待してしまう。

その後、エサ取りのようなアタリがあり、穂先が沈んだまま止まった。回収しようとしたら30cmほどのイガミがかかっていた。
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エサ取りのアタリはあるが、本命らしいアタリはなし。ウニは10個ほど残して納竿となった。


初めての石鯛釣りであったが、師匠からいろんなことを教わった。隣にいた常連さんの竿さばきも盗んでみて、ある程度キャスティングできるようになった。
正直今回の釣りでは潮の流れなんて気にしている余裕はなかった。潮の流れと海底の地形を把握した上で正確にエサを置くことが必要なのだろう。底を把握する感覚、キャスティングの精度は課題だと思った。それから、グレ釣りをしているときにはウキの動きや、仕掛けの方向などから潮の流れを把握していたが、石鯛釣りのときにはどうすればいいのだろうか。。。?

石鯛釣りは楽しい。特に夏場はグレ釣りは小型がメインになるし、少なくともこの夏は石鯛釣りに精を出そうと思った。