4月29日 錦、グンカン
錦へ。
昼からは波風が出てくるので難しいとのことで、 12時までの釣りとなった。
磯割りは木生、双子。 ちょうど渡礁時が大潮の満潮時刻と重なっていて、 波もある程度あったのでカツオや蛇島は厳しい。 木生も低場は波に洗われている。
木生での船着けを見ていると潮が西から東へ流れているように見え た。経験上こういうときはワラウチでもよい。 乗越でもいいかと思いつつ、僕は東磯に向かった。
乗越にはある程度人が乗るようなので、 ワラウチに行こうかと思っていたところ、 もともと乗越の東の先端に乗る予定の人が、 先端が危ないとのことでワラウチに行くとのことだった。 こういうとき僕は流れにお任せして、別の磯に上がることにする。
結局僕はグンカンに上がった。
グンカン 前方に見える乗越を波が越えてくる
右にトビワタリが見える
いつもどおり、最初の30分は撒き餌なしでいく。 潮の流れは予想に反して東から西に流れているらしい。 右のトビワタリの方に仕掛けは流れていく。 これはワラウチに乗らなくてよかったなと思った。
エサが時々とられている。活性がいいのだろうかと思ってみるが、 よく見るとチモトに噛まれたような跡が。 針の塗装もボロボロになっている。これはフグかもしれない。
ウキが一瞬シモったときに合わせるとやはりフグが上がってきた。 フグが釣れるときは調子がよくない気がしてしまう。
撒き餌なしでと思っていたが、 フグをかわすために30分を待たずして撒き餌を開始。 フグを磯際に止めるつもりで撒き餌を打つ。
始めの方は全誘導で探っていたが、 5ヒロのタナから半誘導で始めた。 経験上グンカンはある程度深いところにグレがいる気がしている。 水温がまだ上がっていないことも考えて5ヒロにした。
30cmに満たない程度のグレが何度かあたってくる。
右前に竿1本ほど沖のあたりでアタリがあり、 あわせると良い引きがやってきた。しっかりと竿を立てて、 引きが緩んだときにクレン巻きで寄せてくる。 磯際で突っ込まれたので、足のクッションも使って引きに耐える。 竿はのさせない。
サイズは42cm。いいサイズのグレが上がってきた。
恥ずかしながら、 ここ錦で40cmオーバーのグレを釣るのは1年ぶり、2枚目だ。
その後潮は止まってしまった。 おまけに乗越を超えた波が表層をグンカン方面に流してくるので、 どんどんとウキが磯際によってきてしまう。
ウキを3Bに変えて、比較的重めの仕掛けにかえてみる。30cmほどのグレがやはりあたってくるが、サイズは伸びず。
やや沖の方でゆるやかに右方向に潮が流れ出したので思い切って遠投してみるが、それもイマイチ。納竿の時間が訪れた。
今回は久々に良い型のグレが釣れてよかった。
僕の勝手な意見だが紀東の水温がまだ上がっていない関係で、いわゆる寒グレはもう少し釣れてくるのではないかと思っている。コッパグレやエサ取りが増えてくるまでまだ楽しめるような気がする。
落ち着いたらまた半夜にも挑戦したい。