三重県大紀町錦の磯釣り

三重県大紀町錦の磯でグレ、石鯛を狙います

7月8日 錦 蛇島 半夜

今回も錦へ。体力も考え半夜で。

 

今日はお客さんが少ないようで、午後は通しの人が1人と僕で合計2人だけのようだ。米のまわりなので、米の前の島へ行く予定とする。

通しの人を米島のハナレまで見に行くと、エサ取りだらけで磯変わりさせてほしいとのこと。アジだらけらしい。むむむ

前の島を予定していたが、エサ取りが厳しそうだし、通しの人とも相談して二人で蛇島に上がることになった。

 
錦 蛇島

 帰り際満潮に近い蛇島

 

蛇島に上がるのは初めて。磯に上がったときにはちょうど大潮の干潮の頃だったので問題なかったが、満潮になると写真のよう。ともに上がった常連さんは足元を洗われながら釣りをしていた。

 

初めての磯なので常連さんにポイントを尋ねる。蛇島の西側をみると、沖から地方に向かう比較的速い潮が流れていて、イサギやマダイが当たってくることもあるとのことなので、西向きではじめてみる。ウキG2、ノーガン、全遊動で開始するが、かなり潮が速い。ガン玉G6を追加してみるが、それでも仕掛けが上ずっているようだ。さらにガン玉を追加すると少し仕掛けが馴染む。コッパグレは釣れるが、あまり芳しくない。というか潮が速すぎて仕掛けの操作が難しい。

 

釣座を移動して蛇島中央やや西で沖向きに構えることにする。ボイルオキアミオンリーでやっていると、エサ取りは集まってくるが、ボイルはあまり食えないのか撒き餌も刺し餌も大体残ってくれているようだ。

一応エサ取りの分離を狙って、磯際:沖に7:3ぐらいで撒き餌をしてみるが、沖ではあまり生命反応がない。なら磯際を狙ってみようと、仕掛けを着水させる時に浮きを磯際に、刺し餌を沖に置くような形で仕掛けをいれ、エサ取りをよけながら磯際に刺し餌をなじませるようにしてみる。全遊動ではあるが、潮受けゴムから針まで3ヒロとっているので、着水の時点で5mほど離れた場所に刺し餌を置けることになる。磯際の表層にエサ取りをひきつけておけば、磯際の深層に刺し餌を放り込めるのではないかとの算段だ。

何投かしていると潮受けゴムが加速。上がってきたのは30cm超のカワハギ。磯際でやりとりに苦戦してしまった。

しばらくすると、またアタリ。合わせるとかなりの重みでドラグが鳴る。糸を出すまいとスプールを指で止めて耐える。あまりの引きの強さに尻もちをつくような格好で耐えるが、竿先が跳ね上がり針ハズレ。

その後も大物がかかるが3号ハリスが飛ばされた。悔しい。

 

 

結局釣れたのはカワハギと30cmほどのグレ。バラシてしまったのはかなり悔しい。しかし、反省点がよくわからない。磯際ではなく沖で掛ければ、道糸の粘り強さも活かせるし、磯際への突っ込みも減らせると思うが、今回は沖ではなかなか当たってこなかった。しかも、少し沖に仕掛けを置くと、サラシの払い出しでウキがどんどん沖に流れてしまってうまくいかなかったので、際から竿1本ぐらいので細かくラインメンディングするのが最善と判断した。今考えると、払い出しへの対策としてウキを沈ませるというのは一つの案だったかもしれない。

 

帰り際に常連さんと情報交換する。「全然や」との返答。常連さんは大物に根に突っ込まれ、糸を出すまいとしていると竿先を根にぶつけて竿を折ってしまったらしい。蛇島恐るべし。蛇島は潮がよければ尾長、マダイ、イサキも当たってくるとのこと。僕のバラシは尾長だったのだろうか。

常連さんによると蛇島は他の磯に比べてエサ取りが少ないとのこと。水神も米島もエサ取りだらけとのことだったので、今日の蛇島の選択はよかったと思う。夏磯にはちょうどいいかもしれない。ただし、荒れている日は上がれなさそうだ。

 

どの磯に上がるかは非常に悩む。一応、今は半夜で尾長やイサキの回遊を狙っているのでついつい沖磯を選択しそうになるが、沖磯にいくとアジ、サバなどエサ取りに悩まされる。そう考えると東磯で潮当たりのいい磯に上がる方がいいのかもしれない。次は7月15日(土)に行こうと思っているが、木生、双子の磯割りなので、乗越、蛇島あたりがちょうどよさそう。

蛇島リベンジしたい。